私にとっての介護――生きることの一部としてデジタルブック

私にとっての介護――生きることの一部として (日本語) 単行本 – 2020/1/26

社会学, 介護 (本), 高齢化社会, 社会学概論, 岩波書店編集部


私にとっての介護――生きることの一部として (日本語) 単行本 – 2020/1/26 は 岩波書店編集部 によって作成されました . Le livre publié par manufacturer. Il contient 206ページ pages et classé dans le genre genre. Ce livre a une bonne réponse du lecteur, il a la cote 5つ星のうち4.0 des lecteurs 8個の評価. Inscrivez-vous maintenant pour accéder à des milliers de livres disponibles pour téléchargement gratuit. L'inscription était gratuite.

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私にとっての介護――生きることの一部として (日本語) 単行本 – 2020/1/26 - 介護保険スタートから二〇年。少子高齢化や人口減の危機も高まっている。高齢者介護や認知症介護、障害をもつ方の介護に限らず、介護またケアは、さまざまなあり方で、誰にとっても「生きることの一部」となってくるだろう。各界の人々が、体験や見聞をふまえて「これだけは言いたい」ことを縦横に語り、問いかける。■目次はじめにI介護地獄にならないように……毒蝮三太夫介護の現実をタブーにしない……小山明子そのことばのある世界……森川すいめい介護政策の充実と優しいまなざし……沖藤典子感情の臨界点――障害者介助や子育ての経験から……渡邉 琢何ひとつ無駄にはならない……小谷真理障害者の介護と社会参加……木村英子お金で解決してはいけないもの――介護支援制度と介護の理念……金滿里II高次脳機能障害に最良のリハビリは「病前の当たり前」への再挑戦……鈴木大介医療現場からみた介護――高次脳機能障害をめぐって……山口研一郎脳出血で倒れたこと……bay4k介護保険制度における「医療行為」……山田 真私には恐怖がある……野田聖子在宅人工呼吸療法の一端を担って、今になってわかってきたこと……川口有美子体が動かなくなるほどその人らしくなる介護……村上靖彦「笑顔の法則」……二ノ坂保喜III家族急減社会(ファミレス社会)を目前に……樋口恵子高齢者支援が障害者運動から学んでほしいこと……熊谷晋一郎みんな一度は障害者になってみるといいよ……今村 登制度が充実したことで失われたもの……渡辺一史超福祉――街を媒体に混じり合い、持続可能な未来をつくる……須藤シンジ被災家族と介護……山内明美介護がコミュニティを拓く……西村ユミ社会的孤立の先が刑務所という現実……山本譲司IV老いのダイバーシティ……横森美奈子人生をまたぐ介護……遙 洋子介護とは、家族の葛藤の硼に再度投げ込まれることだった……赤石千衣子家庭が家庭であることを維持するために……梨木香歩介護され上手……内田 樹教育と介護をめぐる「やり方」と「あり方」……川上康則自律の手段としての依存……本田美和子魔法と技術のあいだ……白石正明V『介護入門』と私……モブ・ノリオ『アカシアの道』をめぐって……近藤ようこ難しいと思うから難しくなるんだ……北原佐和子真のプロの育成こそが認知症ケアには必要……関口祐加亜由未の笑顔……坂川裕野ケアをめぐる記憶や想起について……天田城介思い出すことなど、介助その手前で……杉田俊介介護の現場――言葉の限界と可能性……永田和宏■本書より一部抜粋「オレがまず言いたいのは、介護は一人じゃできないんだから、一人でかぶらない。一人でしょいこまないこと。そして誰かに助けを求めることは恥ずかしいことではないということ」(毒蝮三太夫さん)「私が介護に潰れなくなった頃、夫に「私と結婚してどうだった」?と聞いたとき、大島〔渚〕は「得した」と言いました。ずいぶん実際的で面白い、大島らしい一言です」(小山明子さん)「一九歳のあの時、社会に出ることが雲の上の夢だと諦めて、職員や親の言う通り施設を選んでいたら、地域での自立生活は実現できなかったし、今こうして国会議員にはなっていなかったと思います」(木村英子さん)「ワーク・ライフ・バランスと言いますが、ワーク・ライフ・ケア・バランス。育児・介護を含めたケアと、ワーク、ライフ(私的生活)を人々の暮らしの三本柱に据える必要があると思います」(樋口恵子さん)「ケアし支援する側であるはずの私たちこそが、その子たちの命の光によって、深いところから支えられ、ケアされてしまっているかのように」(杉田俊介さん)「二〇一六年における二九〇名のなかで少なくとも四六名は、介護殺人の犠牲者だ。一方でこの年、介護疲れからの自殺者数は、分かっているだけでも二五一名。……福祉がまともに機能してさえいれば、年間三百数十名の命は失われずにすんだ」(山本譲司さん)「治らない病気には、粘り強い介護が重要なのです。そして、非常に繊細な、バイタルサインから気持ちを読みとるような介護をしていくうちに、言葉を発せない人の恒常性を保つ介護技術を会得していました」(川口有美子さん)「介護の現場では、男性職員が結婚したら食べていけないということで結婚退職をすることが少なくないと聞きます。生活の保障が心もとないのであれば、感情をコントロールすることにも危うさが出るのは当然です」(川上康則さん)「老後の備えというと、みんなすぐに「貯蓄」のことを言う。お金も大事だけれど、……「介護され上手」な老人になるべく自己陶冶することの方が優先するのではないか」(内田樹さん)「男性政治家たちは未来を語る。だが、どの時代も足元の現実とそこにある命を紡いできた女性たちが今、直面せざるを得ないのは天下国家より「この年寄り……」だ」(遙洋子さん)「家族であるからこそ介護は難しいという言葉もよく耳にする。それは、家族それぞれの間にあるものが「通り一遍のものでない」愛憎の絡んだ人間関係であるからだ」(梨木香歩さん)「なぜここまでがんばるか。それは私には恐怖があるからです。私が死んだあと、この子は大丈夫か、「障害者はいらない」という風土に殺されるのではないかという恐怖です」(野田聖子さん)

私にとっての介護――生きることの一部として (日本語) 単行本 – 2020/1/26の表紙

によって 岩波書店編集部

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